nanakorobi_yao’s blog

世の中の仕組みを知りたい

「生きる意味はない」が希望になった日

生きる意味はない、この事実に以前は絶望や底知れぬ悲しみを感じていた。しかし今、生きる意味はないことはとんでもない希望なのかもしれないと捉えられるようになった。

 

これはどういうことか。逆説的に考えてみると腑に落ちるように思う。

 

唯一絶対の生きる意味が存在するとしよう。そうすると、その生きる意味から外れた生き方をしたい人間にとっては地獄のような世界となりうる。例えば、「人に尽くすことが生きる意味です」という唯一絶対の正解があるのだとすれば、人に尽くすことに喜びを見い出せない人は一生しんどい思いをしながら生きなければならなくなる。

 

こう考えると、生きる意味はない、ということはとてつもなく自由で愛がある事実なのではないだろうか。生きる意味は自分で決めていい、こんなに自由で幸せなことはないのではないか。

 

自分で作っていい。人を傷つけるような内容でなければどんなにひとりよがりでもいい。

 

このことが腑に落ちれば、もっと楽に過ごせるような気がする。